タイムラプス分野で今話題の技術といえば、キッチンタイマーでゆっくりとパンさせる技術ですね。もともとはGoProやiPhoneを乗っけて回そうとした時のアイデアだそうです。
定速でかつ低速にパンできる。しかも非常に安価。早速真似をしてみましょう。
100円ショップでゼンマイ式キッチンタイマーを購入。リンゴ型とレモン型、二つで210円です。
フタをあけると、中のゼンマイはこんな感じになっています。結構繊細な作りで、手荒く扱うと壊れるので要注意。
レモン型の裏側には、内側のメカ部を止めるための穴があり、なんとこの穴が偶然にもカメラネジとちょうど同じ径です。三脚にねじ込むことでぴったりと固定できます。
リンゴ上部に穴をあけて、カメラネジを通し、カメラが固定できるようにしました。カメラネジは安価なW1/4のネジで代用。
リンゴ上部とレモン下部を合体させます。なぜ、リンゴ上部+リンゴ下部にしないかというと、リンゴ+リンゴだと、200g程度の物を乗っけただけで、重みで上部と下部がぴったりとくっついてしまい、摩擦で回転が止まってしまうからです。リンゴ上部+レモン下部の組み合わせなら、とりあえず家庭用ビデオカメラ程度なら問題無く回ります。ただし、多少バランスが悪くなるので、風がある野外での使用は難しいかもしれません。
ビデオカメラを乗っけると、こんな感じ。
まずは、タイムラプスではなく、普通のビデオカメラで、基本性能を確かめてみましょう。1時間で360度ですから、1分間で6度回ります。非常にゆっくりとしたパンです。キッチンタイマーの特性上、カメラを左に振る方向への回転となります。通常の見慣れたパンとは逆方向になってしまうので、ちょっと違和感があるかもしれません。
ゼンマイ駆動なのでコチコチという音が録音されます。音付きの撮影での使用は難しいですね。
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